2011年4月6日水曜日

東京被曝日記

地獄の様相になってきました。
放射能も刻々と浴びていますが
(現在の東京の放射線量は、
同じ状態が1年続くと仮定したらもう限界を超えている、
今後増えるならもはやいられない)、
精神的被曝が日に日にはげしくなってきました。
わたしはこの災厄にたいして、
初動で鈍かった自分を非常に悔いています。
最初に逃げたほうがまだ被曝がましだったし、
精神的にも落ちつけたかなと思うからです。

現在では、同僚たちに失笑されながら、
1時間ごとに近辺の放射線量
(個人のひとが自分で測って公開してくれているもの)をみて、
ちょっとでも外へ出るならマスク(N95)、サングラス、帽子。
帰宅したらすぐ玄関先で、
花粉ブラシ(ピカソで798円で購入)で気が狂ったように全身を掻いて、
そのブラシをただちにざぶざぶ洗ってまた翌日の要に備える。
(ちり紙で拭いてもいいそうですが、
その拭いたちり紙を触るのが怖いのでブラシに変えました)
爆発したら即自転車で逃げるために、
いじましく買いだめしたペットの水と
地図をリュックに入れて枕元におき、
ラジオつけっぱなしで寝ています。
猶予は数時間。

会社では、換気をするなとか水道水を飲むなといっても
まったく相手にされません。
全員殴り倒して気絶させ一人で仕事したいです。
みんな何の根拠もなく、
「危機は収束しつつある」と感じているようなのです。
テレビとかも「あっ、あと原発ですけど」みたいな感じで、
「もうだいじょうぶ」的なやり方を始めました。
また、とりわけオヤジ(影響が少ないといわれている40代以降男)が、
「どうせ、影響でるとしても何十年後とかだろ。それまで生きてないし」等、
半減期を勘違いしたらしき戯れ言をほざくのも我慢できません。
思うに、東京は「はっきりしない」ので、よけいに、
ほんとうはみんな怖くてしかたなく、
怖すぎるので「だいじょうぶ」と
(暗黙のうちに)目線でかわしあったりしているのではないでしょうか。
でも、「だいじょうぶかどうか」は、わたしには関係ありません。
偉そうなおっさんたちが漏らしたうんこのにおいを、
いっさい、0.00000000000000000001も、吸いこみたくありません。

お上の挙動不審もきわまりました。
今日、「長びきそうだから 基準値を上げるよ~」
と むちゃくちゃなことをいいだしたからです。
「これからがんがん漏らすよ~」といっているに等しいのです。
ほんとうにぶち殺したいです。いまはそれしか頭にうかびません。

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