2009年1月29日木曜日

パリの友達からのメール

「今日はゼネストでーす。」

2009年1月26日月曜日

25/01/2009 学生の債権化に抗議する大集会

そう。
日本学生支援機構による「奨学金返済滞納者のブラックリスト化」
すなわち学生の生存=生活の債権化という、
前代未聞、空前絶後、みぞうゆうの、
史上最大のスキャンダルがいま進行している。
これにたいし昨日、早稲田大学「大隈タワー」(キモ)で大抗議集会があった。
同じ建物のなかでは、「学生ボランティア活動の意義」などという
愚にもつかないシンポジウムが。
ボランティアとか言ってる場合か!
同日、京都でも大規模な集会とデモがおこなわれた。
本日26日には、市ヶ谷の学生支援機構に直接、抗議申し入れがなされた。
おそらく近々、学費ゼロを要求する巨大な叛乱がおきるはずである。

われわれが生きて、生産していることをそのまま肯定せよ!
われわれは消費者でも債務者でも人材でもない。生産者=表現者である!
ただちに、言葉の正しい意味においての「奨学金」を実施せよ!
「返済すべき奨学金」など無い!
俺たちは支払わない!

2009年1月22日木曜日

連帯表明

「ブラックリストの会」に連帯を表明します。

日本の大学は大学の名においてどう釈明するのか、学生から本を買うカネをうばい、映画にいくカネをうばい、留学するカネをうばっていることを。アルバイトにあけくれて学生生活を終える彼ら・彼女らの人生の不幸にたいしてどう責任をとるのか。でっちあげ以外のなにものでもない学費にくわえて「ブラックリスト」とはなにごとか。日本の大学は恥を知れ。

学生を不幸にし、世界を不幸にする大学などいらない。
大学を無償にして留学でもしよう。

2009年1月12日月曜日

短編小説『パレスチナ・デモ』

「おれたちがパレスチナ人だ!」
そう叫びながら車に火をつけようとしていると、デモにまじっていたサルコジみたいな顔のおっさんが走りよってきて、わなわな震えながら、説教をはじめる。
「お前たちは何も分かってない、ただデモで暴れたいだけだろう、こっちは迷惑してるんだ、お前らが車に火をつけたり、バス停を壊したりするから、こうやって警察に目をつけられるんじゃないか、なんでおれたちまで催涙ガス浴びなきゃならないんだ、ゲホゲホ、そもそもイスラエルとパレスチナというのはだな、ゲホ、複雑な、現代思想、現代政治の中心ともいえる問題なんだ、ゲホ、お前らが暴れるおかげで沿道の人たちにわれわれの正しいメッセージが届かないじゃないか。真面目にデモしている人たちを見習え、ちゃんと勉強してからデモに来い、来て、おとなしくしてりゃいいんだよ!いいか、おれはこれでも中学の歴史の教師やってんだ、歴史を知らない人間はあほ…」
言い終わらないうちに、おれの横にいた、なぜかチュニジア国旗をマントみたいになびかせていた若者が、そのチュニジア国旗で、説教おやじの頭をくるんでしまった。モゴモゴ…。結局おれは今日2台しか燃やせなかった、チュニジアマントのかれは4台だといってあとで自慢していた、おれの彼女はあろうことか自転車を燃やしていた…。