2011年5月30日月曜日

都市キャンプ

Yes we camp !

あらたな戦術が生み出された。都市キャンプである。スペイン革命が気づかせてくれたように、ひとが通過するだけの場所で生活してしまうこと、それだけで革命的行為となる。メトロポリスのフローを生活それ自体によって遮断し、人間のありふれた生活を破壊的に現前させるのである。そこにはもはやストライキとラッダイトの区別さえない。さらには最高のゲリラ戦術である。パリにいるひとは6月11日14時30分に反原発デモの出発地点であるレピュブリック広場に行かなければならない。かならず馳せ参じなければいけない。だがその前に今日にでも明日にでも、バスティーユ広場の都市キャンプ=生活に参加するべきだ(*追記を参照のこと)。







追記
バスティーユ広場のキャンプは警察により強制退去、逮捕者も大勢出た。ただし、バスで乗り合わせた1932年生まれという老人は私の肩を抱きながら言った。「警察に排除されたとしたら、明日、明後日と、もっと大勢になって戻ってくるはずだよ」。


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