2010年10月7日木曜日

アムステルダム・デモクラシー

10月1日アムステルダム。17時より、800人のスクウォッターが中心街に集結してデモをおこなった。同日より施行のスクウォット禁止措置に反対するためである。この措置により、都市の200のスクウォットハウスが立ち退きをせまられるという。
ところで左の人物。名をオレゲール・プレサスと言う。カタルーニャ州サバデル出身、過去半年間バルサでプレーし、現在はオランダのアヤックス・アムステルダムに所属するサッカー選手である。サッカー界のインテリとして知られ、哲学書も出版している。断固たるカタルーニャ独立派であり、極左である。なぜここでそのオレゲール選手に言及するかというと、彼が上のデモに参加したというのである。ひたすら黒い、直接行動系のデモだ。
よく考えてみれば、サッカーセレブがアナキストであっても何の不思議もない。哲学書をしたためたことのあるプロサッカー選手が、スクウォット弾圧にいきどおり、ブラックブロックにくわわる。ごくありきたりな、民主主義的光景ではないだろうか。でもいいエピソードだ。















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