2010年10月6日水曜日

メトロポリスにピケを張る


9月29日バルセロナ、ゼネスト当日。夜中12時から都市のあらゆる街路にピケ集団が出現し、正午にはカタルーニャ広場で巨大な統一ピケが張られたという。どういうことだろうか。レイバーネットを引こう。

ス トライキ死守隊は、真夜中から活動を始めた。デモ隊はバルセロナで午前3時、商品運送を阻止するために、ある市場の建物前でタイヤに火をつけた。同じようなデモがマドリード、バレンシアそしてセビリアで起きた。マドリードのストライキ死守隊は、バス運転手の作業を停止させようと試みた。昼食の頃に3千人ほどのストライキデモ労働者たちが、デパートで経営者に営業を中断しろと叫んだ。マドリードとバルセロナの市場で配達をしていたトラックはデモ隊に阻止され、デモ隊は彼らにデモ妨害者だという理由で卵を投げた。

ピケ集団は商品運送を「阻止」し、バスを「停止」させ、デパート経営を「中断」 させた。そしてストライキを「死守」したというのである。ピケは工場の前だけで張られるのではない。メトロポリス全域に出現し、あらゆる界隈でスト破りが摘発されるのだ。こうしたピケ集団は今後、ゼネストの有無すら関係なく、突如としてわたしたちの目の前に出現するだろう。彼ら彼女らに出くわしたら、くだらない労働などさっさと切り上げて、ピケに参加しよう。

























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