2012年6月4日月曜日

オッサン的エートスを除染する






「純文学とは極私的言語の戦闘的保持、
書くことを前に進ませる意志と複数の基準を許す自由である。」
(笙野頼子)

大好きな「チダイズム」のテクストが、

中学生以下のおつむのオッサンどものせいで停止。
東電国家大企業なみに許せない。
絶対に許さない。
きさまらのやっていることは「科学」とは何も関係ない。
文学への、表現への宣戦布告だ。

われわれは、だれが何を書こうと、言おうと、
寛容と歓待をもってそれを読むだろう(あるいは読まないだろう)。
「放射能について騒ぐことで、
人を傷つけたり、財産を損なっていいのか
というあなたがたの理屈が
欺瞞にみちたものであることはとりあえず措こう。
「科学」が国家とも経済とも原子力産業とも
ズブズブの一蓮托生であることを
あなたがたが迂闊にも知らなかったとしても、
それもとりあえず措いておこう。
ところで、なぜ「潰す」必要があるのですか?

最初、工作員だろうと思いました。
ところが、どうも、工作員とも思えないフシがある。
では、お金もらえるわけでもないのに、何をムキになっているのか。

はっきり言おう。なぜクズどもは邪魔をするのか。
内部被曝のエビデンスだかエビフライだか知らんが、
そんなことが問題なのではない。
かれらは、すべての一般人の知性、情動、コナトゥスが
爆発する蜂起的状況が許せないのだ。


なぜか? それを許したら、

みずからの優位(何の分野での、ではなく、一般の地平における)

と思っているものが地盤沈下をおこすから。


「蜂起するなら、俺に断ってからにしろ」
「蜂起するなら、俺が『立ってよし』と言ってからにしろ」
「その蜂起、待て! 俺をおいていくな!」
「俺を、とにかく、尊敬しろ!」

「被災地の人たちの心を傷つける」も、
「経済がダメになる」も、
すべて後付のクソ理屈。

きさまらのおつむは、
「主婦=放射性物質」と喩えて恥じない日本原子力研究開発機構なみ。

笑えない話だ。
問題は原発でもエネルギーでもない。
この世界にオッサン的エートスがあるかぎり、
クソみたいなことは終わらない。
フクシマ後の状況すべてが、
お前らみたいなクソオヤジへの三行半であることにまったく気づかない おめでたい下司ども。
邪魔です。ほんとうに邪魔です。お願いですからどっか行ってください。
これでも読んでおつむを解毒しやがれ。



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