アオガミ キタ。
同封されていた払込用紙には4,000,000という リアリティの無い、滑稽な金額が。
これコンビニで使えんのかよ!?
詳しくは今後、ここでがしがし書いていくつもりだが、
俺は奨学金を返すつもりは無い。借金背負わされてだいめいわくしている。
しかし さすがにそれが多数派意見だとは思っていない。
これを読んで、「ふざけんな」「居直りやがって」「借りたもん返すのあたりまえだろ」と腹を立てる人のほうが多いであろう。
あるブログには次のような「説教」が載っている。
> 滞納者諸君、貧乏しながらでも食を削ってもこつこつと返せよと思う。
> それが自分の誇りになるのだ。と、説教だ。
> 私は焼きが回っているのである。(「極東ブログ」)
御説でただしいのは「焼きが回って」るという自覚の箇所だけです。
「食を削っ」たら勉強も仕事もできません。
つうか 400万の借金背負って、「誇り」もへちまもないです。
「貧乏」どころじゃないです。下手したら死にます。
俺たちは大学で、 生きて愛して本を読んでやさしくなってむやみに勉強して豚を飼って世界に触れて、
街路に出て絵を描いたり歌をうたったり映画を観たりわあわあ喚いたり泣いたり詩を撒いたりスタバのガラスを割ったり落書きしたり「ヒルズ」で鍋やったり、
つまり 表現する。
そのためにカネを払わなきゃいけないなんて、ほんとうにただしいことなのか?
(もちろん、「払う」ことぜんぶ否定してるんじゃありません。オールタダでうまうま生きていこうとおもってるわけでもありません。)
ちなみに(独)日本学生支援機構のサイトの「返還について」の項には
次のような脅し文句がでっかい字で書いてある。
先輩の返還したお金が、後輩の奨学金になります。
奨学金を借り終えた後は、必ず返還しなければなりません。
http://www.jasso.go.jp/henkan/index.html
学生支援機構が 大学に行きたいすべての人間の学費を全額払え!
でなきゃ市谷に放火するぞ!
(嘘。だって学生支援機構が燃えちゃったら困っちゃうから。
その詳細については後日稿を改める。)
だいたい 多くの人があたりまえのように感じてしまっているかもしれないが、
奨学金が「貸与」であることは ちっとも 全然 まったく自明のことではない。
土地や労働力が売買=交換の対象になっていることが自明でないのと同様に。
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