カリプソ、カリプソは、カリプソはできなかった、社会にすむことが。
ルソーから革命をへてジャコトへ。野生人と子どもの世界よこんにちは、社会(日本ムラ)よさようなら。
かれらは子どもをぶりかえしていた。子どもに消費のルールはわからない。子どもに交換の論理は通用しない。…「気が変になった」子どもたちは、監視カメラを気にしない。掠奪に夢中。
(栗原康「子ども社会主義 子どもたちが大人の世界に別れをつげている。ご機嫌よう。」…大杉栄『自叙伝』土曜社 書評)
教師と学生がさまよい、それぞれの知的冒険のなかで出会う森がある。それは葉かげに沈黙した雷鳴がとどろき、妖精たちがロンドを踊るような想像の森である。
(岡山茂「福島原発事故以後、『知性の解放』ほど求められているものはないのではないか」…J.ランシエール『無知な教師』梶田裕・堀容子訳、法政大学出版局 書評)
*いずれも『図書新聞』2011.12.3(第3040号)より
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