3月5日夜、エジプト。
国家保安情報局(ステイト・セキュリティ)の本部(カイロ近郊)から煙があがった。
国家保安情報局とは、かつての東ドイツにあったシュタージのごとき秘密警察・諜報機関であり、
およそ10万人がはたらいているといわれる。
その煙をみて、「過去の悪行にかんする書類を焼却している」とのうわさが街をかけめぐった。
「過去の悪行にかんする書類」とは、左派勢力の拘束や拷問の記録である。
当然、そこには個人情報(ブラックリスト)もふくまれている。
国家保安情報局の解体をもとめる蜂起団は、
アレクサンドリアやカイロなど全国各地の同局建物を取り囲み、
侵入し、機密文書を確保しようとしている…
すごい。
蜂起民衆が、軍人や警察官と涙ながらに抱擁する、そんな絵は子供だましであり、
蜂起が国家暴力装置の解体に向かわないわけがない。
じっさい、これはある意味、ムバラク辞任なんかより重要ではないか。
すばらしいのは、
素手による蜂起リークであり、
素手による個人情報ラッダイトである。
国家治安情報などどんどん暴露してしまえばいいし、
ブラックリストなどはかたっぱしから焼き払ってしまえばいい。
しかしながら、
ステイト・セキュリティの解体をもとめる蜂起団にたいし、
1月25日に登場しわれわれの記憶にあたらしいムバラク親衛隊、
あの腐敗そのもののごとき私服ファシストどもがみさかいない弾圧に出ているという。
そもそも、ムバラク辞任後のエジプトはステイト・セキュリティが統治しているのだ。
ステイト・セキュリティ解体闘争。すさまじいことが起きている。
2011年3月7日月曜日
2011年3月6日日曜日
「カダフィの首がほしい」

蜂起の砂嵐が西進している。
地図を見ながらおさらいしておこう。
リビア蜂起軍が拠点としているのは、北東のベンガジBenghaziである。
4日には石油精製工場のあるラスラヌフRas Lanoufを占拠した。
報道によれば、蜂起軍は、カダフィの生まれ故郷シルトSyrteを経由して
首都トリポリTripoliへと向かっているという。
それにたいして、カダフィ軍はトリポリの西50キロにある
ザーウィアZawhyahを制圧しようとしている。
カダフィの沈没とともに歴史のゴミ箱に捨てられようとしている言葉がある。
カダフィが体現する「反米」であり「クーデタ」であり「テロ」である。
ふるくさい想像地図の結節に位置するものとして、
左翼のおじさんやおばさんの頭のなか、
右翼のおじさんやおばさんや若者の頭のなかに巣食ってきたあれら言葉たちだ。
じっさい、「反米」やその化身である陰謀説ではアラブ蜂起の真実はみえてこないし、
リビアの軍人たちは、死とひきかえに権力者の命令を拒否する。「クーデタ」とは正反対の光景だ。
そして怒りに震える民衆は、カミカゼ・テロを敢行するよりも、
みずから炎となって燃え上がることをえらぶだろう。
その行為が、民衆蜂起という神話政治を発動させるのである。
ともあれ、蜂起した者たちの快活な声をきこう。
独仏共同出資チャンネル「アルテ」の3月5日のニュース、00:58より。
すべてがきらめいた世界。
砂漠を疾駆する四駆トラック、旗、スカーフ、ゴーグル、刀、快活な笑顔と声。
「今度はトリポリだ。トリポリに向かっているんだ。」
「おれはカダフィの首がほしい。カダフィの首をとるんだ。」
「カダフィは終わりだ。カダフィは終わりなんだ。」
2011年3月4日金曜日
「炎の死者たちよ、よみがえれ」
自殺とは終わりではなく、はじまりである。
ラルイがブアジジがはじめたように。
偉大なる真実。
偉大なる蜂起(2010~)の真実。
だから、われわれにとって、はじまりの言葉はこうだ。
「炎の死者たちよ、よみがえれ」
(参考文献:友常勉『脱構成的叛乱』、以文社)
ラルイがブアジジがはじめたように。
偉大なる真実。
偉大なる蜂起(2010~)の真実。
だから、われわれにとって、はじまりの言葉はこうだ。
「炎の死者たちよ、よみがえれ」
(参考文献:友常勉『脱構成的叛乱』、以文社)
2011年3月3日木曜日
illuminations
2011年2月16日水曜日
Go suck a lemon No management
2011年2月15日火曜日
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